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「初楓っ」
不意に聞こえたその声に、弾かれたように顔を上げた。
声の主は、
「初楓っ、よかった〜…」
「棗…なんで」
「また階段から落ちてたらどうしようかと」
なんで、なんでそんなに優しくするの。
「って…もしかして、泣いてた…?」
慌てて俯くが、時すでに遅し。
「さっき、やっぱりケガしてた?どっか痛い?」
「……痛い…」
「どこ!?保健室行こうっ」
Nami☆
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