時を越えて
「神楽ちゃん、入るよ。」
「沖田さん。」
次は沖田さんか…
「体調はどう?」
「はい。だいぶ良くなりました。」
沖田さん、怖い事いうけど実は優しいんだよね。
「今、変なこと考えてたでしょ。」
「そ、そんなことありませんよ?」
「ほんと、嘘つくの下手だよね。それ、気をつけてね。」
「?」
「手。」
「ぁ」
ずっと透けてたのか?
「最近、多いんですよね。透ける回数や時間が。」
「頑張って。」
「はい。」
ちょっと、疲れたな。
寝よ、う…。
「神楽、入るぞ?」
「スースー」
「寝てるのか。」
長いまつ毛
白い肌
整った顔立ち
かわい…
何度も思う。
汚れたオレが神楽のそばにいていいのか。
いつか、神楽が元の世界に戻らなきゃいけないのはわかる。でも、神楽が傍から離れるのが、怖い。
「なんだよ、これーー…。」
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