小説 梟谷学園バレー部 四
梟谷学園グループのひとつ、音駒高校の因縁のライバル校が、今年の合宿に参加するらしい。名前は…
「えっとぉ…とりのだっけ?」
「バカそれ違うだろ笑確か、烏野だよ。」
そう。烏野高校だ。宮城と聞くと、田舎というイメージが強い。自分達が東京にするでいるからなのだが。
「強いのか?」
シャツに首を突っ込みながら、木兎が尋ねた。
「1度だけど全国にいってるらしいです。」
コーチや監督らの言葉を覚えていた赤葦は、そう木兎に言った。
そんなことをグダグダと話しているうちに、最終下校時刻になった。部員たちが皆慌てて部室を出る。最後に出た赤葦は、鍵を返しに行ってから、家に帰った。
梟谷学園は、都内では中堅校だった。が、部活動は盛んで、野球部や吹奏楽部、軽音部やテニス部、そしてバレー部も幾度も全国大会に出場した強豪だった。
こちらの都合により、数カ月間、投稿やリク応えが出来ておりません。誠に勝手ではありますが、ご理解の程お願い致します。 初めに。 無断...