A token of past love
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「…私も!」
赤「え…」
多分、私も顔が赤いと思う。
でも、笑顔で答えた。
「私も、切原くんとメールできて
本当に嬉しい!」
赤「マ…マジ!?」
心の底からそう思う。
「う…」
先「うるさあぁぁぁい!!」
赤「うわぁっ!!」
「っ!?」
私が答えようとしたとき、先生がドアを開けて怒鳴った。
先「お前ら…遅れてきて何騒いでんだ!」
「間に合わなかった…」
赤「嘘だろ…」
全速力のつもりだったんだけど
朝礼に間に合わなかった。
先「2人は残って放課後掃除だ!!」
「えぇ〜…」
赤「めんどくせえ…」
遅刻して居残り掃除って
昭和だなぁ…。
先「おい、一條!」
「は、はい!!」
…そんなことを考えていると
先生が私の名前を叫んだ。
先「説教の途中に別のこと考えるとはいい度胸だなぁ…」
「え…」