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俺は松本さんの前に立った。
「松本、さん?もう放課後……っ」
その瞬間。
ぱっと手首を掴まれ、ぐいっと引っ張られた。
「ま、つも、とさん…?」
顔が近い…。
やっと正面から見ることができた顔は、濡れているように見えた。
「泣いてたの…?」
『あくび…』
心地良い声で、小さく呟く。
愛しい。
素直にそう思った。
これが俺の、恋の始まり。
end.
HiMaRi
のろのろ小説書いてます…。 基本テンション高めです☆ 好きなものは、ニコ動(๑¯ω¯๑) 絵は描きますが、模写しかできないので載せることがで...