地下街のルール
「え…?!」
俺はその言葉に耳を疑う。
忘れもしない、あの日─
記憶喪失で、超大型巨人や鎧の巨人の襲撃があった事など、忘れてしまったんだろうか…
…とにかく、一度地上の様子を見に行かないと…!
俺は階段に向かって駆け出す。
後ろで兵長が何か言っているような気がしたが、今はそれどころではなかった。
だが、階段を上ろうとした時、両脇にいた男達が脚を引っ掻けた。
「痛って…! おい、何すんだよ!」
「それはこっちのセリフだなあ、兵士さんよお…。ちゃんと階段通行料を払って貰わないと…」
「はぁ?! こんな時にそんな事言ってられるかよ!
ウォール・シーナ内に巨人が出現してんだぞ!?」
「そんな話、聞いた事もねぇなあ… いいからさっさと金よこせ!」
「戦闘時に金なんて持ってくるかよ!」
次の瞬間、俺の腹に痛みが走った。
特に中~下方重要です↓ *like* *アニメ(進撃の巨人・BANANA FISH・夏目友人帳・東京リベンジャーズ・鋼の錬金術師・チェンソーマン・呪術...