さよなら。
電車を降り大輝が家まで送ってくれた。
「ありがとう* すごく楽しかった//」
「俺も楽しかった。
これで思い残すことはない。」
「えっ…。」
「お前に別れを言う決心がついた。」
「どういうこと。」
「気づいてるだろ。自分の気持ちの変化に。」
「岳斗の事言ってるの。」
大輝は黙り込んでしまった。
「岳斗は違う‼︎ 好きだけど…大輝の好きとは違って。自分でもわけわからないけど。別れるなんて無理だよ。」
涙が溢れ出て大輝の顔がフニャフニャで…もう無理。
「嫌だ。嫌だよ。」
「お前は心が綺麗で誰にも優しい。どんな奴とでも幸せになれる。」
「大輝…。嫌だ。」
「さよなら…。」
2人の唇が重なる。大輝の目に涙が流れたのを私は見た。
あの日もこうして付き合ったのに…さよならもこんな形なんて…。
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O-via❤︎Inotoと申しますm(_ _)m Ayumiと神友同盟組んでます👭 主に小説を投稿しています📱 悪魔で趣味的なもので気ままに投稿して気に入ら...