『なのだよ』 4
リビングからあたしの笑い声が、響き渡る。
「うるさいっ!静かにしなさい」
という母の声によってやっと落ち着く。
携帯の電話は切れていて、すぐに高尾から電話がきた。
「……もしもーし、白滝ちゃん?
と、とりあえずあのストバスんとこに…せ、セーラー服持って…ブ、ブフォww来てくんない?
真ちゃん、ショックで立ち直れないぽくってww」
高尾も、腹筋が耐えられなかったらしい。
とりあえずセーラー服を紙袋に詰めて、急いでストバスへ向かった。
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「…違うのだよ。おは朝なのだよ…」
「…真ちゃん、悪かったって」
どうやら、『おは朝』という占いで明日の真ちゃんのラッキーアイテムがセーラー服らしい。
高尾にすべてを説明され、また吹きそうになったがさすがに堪えた。
さて…真ちゃんをどう立ち直らせようか。
元柚樹です。↓ご覧ください。 もそもそ絵や小説を書いたりしてます。 忙しくて消えることばっかり。 Like…→弱ペダ沼・刀剣乱舞沼・暁のヨナ...