ハプニング
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「失礼しましたー」
挨拶しながら職員室の扉を閉める。
ノート地味に重かったな。
春田くんよたよたしてたし(笑)
「じゃー、帰ろっかー」
こくん、と頷く春田くん。
後ろをついてきてるのを確認しながら歩く。
そして、階段を上っていたとき…、
「うわっ!」
春田くんがこけそうになった。
そのはずみで階段を落ちそうになる。
俺は咄嗟に春田くんの腕をつかんで引っ張る。
春田くんが倒れてきて俺も一緒に倒れた。
「痛ぇ…」
倒れたひょうしに背中を打ったのか、背中がひりひりする。
目を開けると、春田くんの顔が近くにあった。
なんでだ…?
状況を確認すると、俺は春田くんに押し倒されている風になっている。
まじか。
春田くんはと言うと、恥ずかしいのか真っ赤になっている。