心拍数#0822(4)
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『に、日本人だー!!やったー!!』
「はぁ?」
『僕、染井夏葉!君の名前は?』
「虹村修造…」
『じゃあ、シュウだね!』
「は?」
僕はシュウの手を掴んでぶんぶんと腕を振った。
「Ms.Somei…」
『げっ!』
振り向くと、そこには青筋を立てた僕の担当のナースさんだった。
「You will not have to get away from the sickroom! Come back early! !(病室から抜けだしちゃダメでしょう!早く戻りなさい!!)」
『…Hi(…はーい)』
僕はシュウの手を離して、病室に向かおうとした。
「おい!」
『ん?』
「お前、ここ(病院)にずっと居て暇なんだろ?なんなら、毎日来てやるぜ」
『!!ホント!?ありがとー!!シュウー!!』
僕が喜んでいると、またナースから怒られた。
名無しさん