第14夜 シンドバッド
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「…なぁ、ドラコーン。」
ドラ『どうした、シンドバッド』
「お前はなんでここに残ったんだ?」
ドラ『あぁ…俺はこんな姿だしなぁ……もう平和になった世界に将軍なんて必要ないだろうが…俺はここ、シンドリアを守るさ。』
「そ、そうか…」
平和になった世界、か……
そうか、戦いは終わったんだ。闇は晴れたんだ…
みんな自分に向かい合い、進んで行ったのだな。
心地よい…本来進むべき道を進んでいることを実感する。
ドラ『そう寂しがるな、シンドバッドよ。どうせみんな遊びに来るさ。』
ジャ『そうですよ、シン。まぁ世界の争いが絶えて1番助かったのはシンドリアの財政ですけどね』
「あぁ、ジャーファル、終わったか。相変わらず早いな、お前は。」
ジャ『まさか見てなかったんですか??』
「ハハッ!さぁ、今夜はマハラガーンだ!」
そうだ、光に満ちたこの世界で、俺も進み続けよう。仲間と共に、"幸せ"を噛み締めて…