テニラノ
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白)よぉ
忍)遅いで!白石
夏祭りが毎年行われる神社に行くと謙也がたこ焼きを食べながら待っていた。
屋台から離れた静かな場所。
この場所で俺は花火に告白をして、そして、花火と別れた。
俺と謙也は二人して振られた。
だけど、後悔はしていない。
だって花火は俺たちのことを大好きと言ってくれたから。
白)花火まだかいな?
忍)もうすぐや、あっ
花火が上がった。
暗闇にさく大きな花。
君はもういない。
だけど、これからも見に来るよ。
ずっとずっと。
だって、約束したんだ。
三人で見に来るって。
END
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終了です。
お付きあいありがとうございました!