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小説 またあした

投稿日:
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「それもう聞き飽きた。さっき柊とも話してたけど、いい。言わない。今さら、合わせる顔ないから」
「そんなの気にしなくても、涼は怒ったりしないよ?」
「怒られるのは別に嫌じゃないの。怒られて当たり前だから。私の見てないところで泣かれたくないの」
「男は泣かんわいね」
「涼は柊やないさけ。多分、私やいつかいなくなるちゅう現実、そう簡単には受け入れられんのやと思う。うちの勝手な考えやけど」
「あーそれちょっと分かるかも」
「だよね……」
賛同したエリも、言わないという私の意思を少しだけ理解してくれただろうか。
「あ、そうだ、一個謝らなきゃいけないんだけど、」
エリの切り出しに、私はかなりの覚悟を決めた。涼に全て話したということはまずないが、エリは昔から少しだけでも改まると、あまり良くないことを言う。
「翔にさ、全部話した」

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