画像でつながるコミュニティ プリ画像

リヴァイ短編小説(ヤンデレ注意)

投稿日:
1054 1 6 0

気付くと、言葉が口を衝いていた。

「俺がずっと見ていたこと、気付いていたか?」

「え、あ、すいませ、ん....」

気付いてないことはわかっていた。

巨人を相手するときほどの集中力を保ち、気配を消していたのだから。

「お前は、俺の愛するたった一人の人間だ。これまでも、これからも」

頭の中で、彼女に伝え続けた言葉を、現実で。

当の本人は言葉に詰まっていた。

応じる答えの用意も、立ち去ることもできず、視線を泳がせている。

困惑を明らかに表情に出す彼女に薄く笑いかけた。

「笑ってくれないか。俺は、お前の優しい笑顔が好きなんだ」

数秒は戸惑ったままだったが、へら、と笑ってくれた。

理性が保ったのは、ここまで。


───手に入れた........もう、離さねぇ。


.

6
問題を報告
×
この画像を通報します。

ガイドライン違反の不適切内容(卑猥、個人情報掲載など)に対して行ってください。
通報内容は、運営事務局で確認いたします。

ガイドラインを確認したい方はこちら
画像の権利者および代理人の方はこちら

※1画像につき1人1回通報できます。
※いたずらや誹謗中傷を目的とした通報は、
ガイドライン違反としてペナルティとなる場合があります。

問題を報告
×
このコメントを通報します。

ガイドライン違反の不適切内容(卑猥、個人情報掲載など)に対して行ってください。
通報内容は、運営事務局で確認いたします。

ガイドラインを確認したい方はこちら

※1コメントにつき1人1回通報できます。
※いたずらや誹謗中傷を目的とした通報は、
ガイドライン違反としてペナルティとなる場合があります。