5ー7
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「泉ちゃんっ!」
解放された安心感で、膝から崩れ落ちそうな私を支えてくれた。
ペリっとガムテープを剥がしてくれて、口が自由になる。
「……っ」
言葉が出て来ない。
怖くて怖くてたまらなかったけれど、強がっていた自分に気づく。
「泉ちゃん、来るの遅くてごめん。もっと早く気付べきだった」
ぎゅっと抱き締められた私は、彼の腕の中で涙をこぼした。
Nami☆
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