7ー5
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「ごめ、ん。待った…?」
少しして息の荒い永和が来た。
急いで来てくれるあたりが、彼らしい。
無意識に、頰が緩んだ。
「もともと公園にいたの」
「そか」
そう言って私の隣に、すとんと腰を下ろした。
「ごめんね、急に呼び出して」
「いや、なんかあったんだろ。どうした?」
大した距離じゃないとはいえ、ただのクラスメイトから夜に呼び出されて応じてくれる永和は、すごく優しい。
「あのね、」
震える声を悟られないように、思い切り息を吸った。
Nami☆
恋愛小説書いてます! よかったら、1話だけでも読んでいってください♪ アカウントは5月31日に消します、今までありがとうございました!!...