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「譲れない」


「カラ松、落ち着いた?」

俺はカラ松の背中をさすりながら聞く。
当の本人は泣き声を聴かれまいと歯を食いしばったままだ。これじゃ返事はしないな。

この様子。起こってほしくないことが起きてしまったのは確実かもしれない。

いや、「おそ松」には起きてほしかったことかもしれない。
カラ松の隣には何も無いのだ。少し前まであったはずのものを手放してしまったのだから。

その隣に、俺はいつも憧れていた。

「…なんて、考えちゃダメだよなぁ」

俺はカラ松のたった一人の兄。
こうやって泣いてるカラ松の

恋をしている弟の

頼りの存在でいたい。
それがたとえ報われなくても。

だから今日も、兄貴面は譲れない。

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