半年記念短編 2
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キッチンを通りすぎた先に風呂場がある。
だが鍵が掛かっている事から、誰か入っているのだろう。
とりあえず、扉の前で待つことにした。
勿論、扉が開いてぶつからない距離に居る。
暫く待っていると、頭上から声がした。
「夢優」
この声は理香子か。
自分の名前を呼ばれたので上へと顔をあげる。
『どうした?』
「あのさ、男に話し掛けられたりドキドキしたり、顔赤くなったりするのって可笑しいのかな?何かの病気なのかな?」
『可笑しい…ドキドキ、顔が赤くなる…』
一つ思い浮かぶ単語が出てきた。
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