ハプニングデート 第2話

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〜side蘭〜

まいったなぁ。
とりあえず入り口待ち合わせにしてあるし、ここに居ればいいと思うけど……。

もしも新一が事件に捕まって私に連絡を入れようとしたら……。

ああ…超ありえる。ま、いっか。
待つのなんて慣れてるし。

女の子A「高校生探偵の工藤新一よー！」
女の子B「きゃー！！！」

…あの人だかりに新一がいるの？

？「ち、違うって！俺は工藤新一じゃねー！」
女の子達「またまたそんなこと言って〜」

女の子達に囲まれてるあの中心にいるのかな…。でも、あの中に入る勇気はない。

近づいて背伸びをしてみる。
中心の人物と目が合ったと思ったとたん、その人が飛び出してきて私の腕を掴み、走り出した。

え？え？？

快斗「わりぃ青子…って…」

新一じゃない……。

蘭「ごめんなさい、人違いです……」