School(第4話)

投稿日：2019/02/24

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2人は私にずっと謝っていたから
少し申し訳ない気持ちになった。

私のせいで2人の高校生活の初めがダメになるのも嫌だったから

『もう、分かったよー。奢らなくてもいいよ？』

と、私はしょんぼりしている2人に首をかしげて
上目遣いにして言った。

その瞬間、2人は真っ赤になった顔を隠すように私から顔を向けなかった。

あれ？2人どうしたんだろ？
怒ったのかな？やっぱりまずかったかなー？

その時の2人は

(自分が引き金だったことは分からんやろーな…。
無自覚にも程があるやん...。)

私はまだ2人が怒っていると思い、
『そんなに怒ってるならー......。あ！！

2人が私にやって欲しいことを1人１つずつだけ叶えてあげよーう！』

大毅・望「えっ！？ほんまに！？」

『うん！でも、私が叶えられる範囲で！』

その時の2人はとても嬉しそうだった。