☆for now and… 48☆

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教室に入り席に着くと、隣の席に遅れて重岡くんが座った。





いつもなら、朝からウザいと思わせる程の、何かしら面白い話しやイタズラをして、私を笑わせるのに…





やっぱり、いつもの重岡くんとは違う。






〇〇「 ねぇ… どうしたの？ 」

重岡「 ん？なにが？ 」






とぼけてる返し。


どう見ても元気ないのに…





〇〇「 元気… ないじゃん…？、、ホサちゃん心配してたよ？ 」





重岡くんは、話し掛けてる私の顔を見ないで、鞄から出した教科書類を束ねて持ち、



トントンっ…



と揃えて机の角に合わせて置いていた。








こんなに、机の上を几帳面にする重岡くんなんて、見たことない。







その教科書の上にペンケースを乗せると、



重岡くんは、体ごと私の方へ向け、改まった感じで座り直した。