7章を終えて
「そういえば、ギルは父さんに似て花が好きだったね。このお屋敷は花がたくさん咲いてるし、楽しいんじゃないか?」
「そうだな。ここの薔薇はいいものだ。手入れが行き届いていて、鮮やかに色付いている。気分がいいし、手入れを手伝うのも僕の性分に合っている。」
「そこにある薔薇は?まだ咲いてないみたいだけど」
「あの怠惰なおじさんが心底大事にしている薔薇だよ。咲いてはいないが、蕾を開き始めている。前は閉じていたんだが、なんとも不思議な薔薇だ。……咲くのが楽しみでしかたない。きっと、綺麗な花を咲かせるはずだ。」
「そっか。…ギル楽しそうだな。本当に、元気そうでよかった。なら早くロジェさんの怪我を治して、一緒に咲くのを見届けないとだな。」
「…そうだな。早く治るといいな、おじさん。」
優しい人たちがいるお屋敷はとても居心地がいいみたいです(о´∀`о)みなさんありがとうございました!
★ 須賀景音“すがけいと”です! ポケモンとアンテ、特撮、アイナナ 、原神、お絵かき好きな大学生 眼鏡っ子が好き 創作が大好きで企画に...