言って欲しい台詞▫️ロジェ編
『何だね…いきなり。人の屋敷に何の断りもなく立ち入るなんて。
やれやれ、困ったものだね。
全く、マナーのなっていない輩だ。
ああ―――面倒臭い。』
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怠惰公の住処である『薔薇屋敷』。
討伐の為、ドアを開けて立ち入ると、奇妙な光景が広がっていた。
薔薇の香りがする紅茶が入ったティーカップを持つ怠惰公と、その横に一人のメイド。そして他の席には……
…………他の席には、誰一人として座っていない。だというの何故か、紅茶だけが用意されている。
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『折角の紅茶が冷めてしまう。ああ、スカーレット。君もそれは嫌だろう?子供たちもそう思っているはずだ。
ならば面倒だが…君たちには出て行って貰おうかね。』
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何一つ覚えていない、自分には関係ない、面倒臭いと言っていた筈なのに、時折見せるちぐはぐな言動。
ああ―――彼はとうの昔に、狂ってしまっているようだ。
ののじの別アカ。こちらは主に落描き置き場です。ちゃんとしたイラストはほぼ無いよ!! アイコンは以前な〜ちゃんに描いてもらったヤミラ...