はるの神
『おはるは美しいわ!だから貴女は美しいままで*んでね。大丈夫、何も怖くないわ。*ぬまで私が護ってあげるから!それに、*んだら私の傍にずうっと置いてあげる。ね?だから、安心して*んで頂戴!』
―――この『さほ姫』とかいう女の曰く、アタシはどうも、長くは生きられないようだ。『神の定めた運命』とかで、『仕方の無い事』らしい。ちなみに、このへんてこりんな目の色と痣は、神の加護なんだってさ。
…いやさ、それは別に良いんだ。長生きの願望とか無いし。見た目だってどうだっていいしね。
だが、心残りはあるっちゃある。
お店(たな)に、長屋の連中。それに、セツだ。
…セツとは、両親が亡くなって、一人でお店を切り盛りしなくちゃって張り切っていた時に出会った。封印か解けたのはただの偶然だったけど、それでもあの子はアタシの心の支えだった。契約を交わした時から、ずっと。
ののじの別アカ。こちらは主に落描き置き場です。ちゃんとしたイラストはほぼ無いよ!! 気まぐれで投稿したり消したり。画像整理しつつ気...