7話③
涼介さんが驚いて私を見る。
「私も涼介さんのこと、好き。」
『え…』
「アイドルとか関係なしで、ほんと、1人の男性として。一生懸命仕事してるとことか、私の話楽しそうに聞いてくれるとことか。」
『うわ、照れるな』
そう言って口元を抑える自然な仕草に、胸がきゅんってなる。
あーもうどうしよう、大好き…。
『涼華さん』
「ん?」
『俺、意地っ張りで頑固だし、よくメンバーから子供っぽいって言われるし、全然キラキラしてなくて平凡だし、』
「うん笑」
『それに俺のいる業界ってスキャンダルすごく騒がれるし』
「うん」
『すごく疲れさせるかもしれない、のね?』
「どんとこい!」
『ふは笑 うん、でも本当に大変になると思う。それでも俺と一緒にいてくれる?』
「…もちろんだよ!」
『ありがとう』
涼介さんが、手を離して。しっかりと向き合う体勢になった。
あ、やばい涙出そう…
7話④へ続く
↓↓♡おーぷん♡↓↓ Hey! Say! JUMP大好き♡の小説書いてる人です! sense or love参戦予定!!! ...