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来「ほら、見るっス!」
『!』
昨夜この船はとある星に着いた。
船を降りると目の前に広がった景色。一面にびっしりと色とりどりの花が咲き誇っていた。
空からは花弁がふわりふわりと優しく降り注ぐ。
来「晋助様が気晴らしにって!」
来島は手一杯に花弁をかき集めて再び宙に巻き上げた。
『…綺麗。っ…綺麗ね…!』
来「蝶華…泣いてるっスか?」
止まることを知らないそれは、空から降る花弁と同じで絶え間なく瞳から零れ落ちた。
杏樹
杏樹といいます! 創作オリキャラ×銀魂キャラで銀魂二次創作小説書いてます 苦手な方はお引き取りください(*´•ω•`*)