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裕翔ver.
投稿日:371 0 10
裕翔はあっという間に女子に囲まれて、ああ、私の行く場所なんてないななんて、遠くから見守って。
なんて思ったのもつかの間、裕翔はそんなの気にせずにづかづかと私の方に走ってくる
裕「〇〇!」
「え、裕翔…!」
ハチマキをとりながら私の元に。
裕「あー、なんかさ、ハチマキ…好きなやつに渡したら恋が叶うってほんと…?笑」
ずるいよねぇ、わかりきった顔して聞いてくるんだから
「…っうん、まあほんとなんじゃない、?」
裕「…へぇ、〇〇、欲しい?これ笑 」
って、どこまでもずるい裕翔に言ってやった
「…っハチマキより裕翔が欲しいっ…//」
ああ、言っちゃった、言ってやった…
さっきから鳴り止まない女子の悲鳴やら歓声やらが今の私たちにはただの空気と化していて。