まるで雪みたいじゃない?
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新海誠誠監督作品の「秒速5センチメートル」より。明里が引っ越した後の再会のシーンで、冬の桜の木を見ながら貴樹に言った言葉です。
映画冒頭の2人の小学生を描いたシーンで、明里が桜の花びらを見てこのセリフを言いますが、2人の再会のシーンでは降っている雪に対してこのセリフを言います。これは、小学生の時のシーンで「来年も一緒に桜、見れるといいね」という約束のセリフと関わっていると思われます。明里はその春が来る前に別れが来る事が分かっていたので、降ってくる雪を桜の花びらに見立てて、貴樹との約束を果たしたことにしたかったのでしょう。「春が来る前の別れ」=「成就しない恋」を表した、非常に切ないシーンです。
タレーラン
気軽にフォローしてください(o^^o) 主に、綺麗でノスタルジックな画像に歌詞や名言などを書いたものを載っけています。 季節としては夏、そ...