籠の中の鳥に恋をした
とりあえず服変えよう
ごめんな、ナミ。
パジャマらしきモノに着替えさせる。
「…っ」
手の動きが止まった。
白い肌にでかでかと刻まれた黒い花。
これがお前の背負ってるものか?
ダッダッダッ
和音たちの走り回る音で我に帰り着替えさせた。
「和にぃ!タオルとかあったけど薬とかない!」
どーする?買いに行くか?
「家に連れて帰る。」
「二人は先に行って水枕とか用意しとけ」
「「おけ!」」
息が荒い。
苦しそうだ。
コンコン
「和にぃ?準備したよ」
「さんきゅ」
これてひとまず様子見だ。
ビン
服が引っ張られた。
「いか、ないで…行かないで…」
ナミは泣いていた。
小さく消えそうな声。
ナミの手を握って起きるのを待った。
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