no title
これは、咲月と蕾、そして涼介の───三人の物語。
始まりは、高校2年生の一学期。
夏休みに入る少し前のことだった。
────────────
六月も終わりに近い土曜日。
その日は授業が早く終わったため、
咲月は裏庭にトロンボーンを持ち出して
音出しをしていた。
昼休みに蕾と弁当を食べる約束をしているけれど、
それまでまだ時間はある。
もう少し練習しておこうと、
咲月がトロンボーンをかまえたときだった───。
数人の男子たちが笑いながらこちらに歩いてくる。
男1)あれー?
咲))や…やだなぁ…
男1)この子前に俺らの教室で練習してたこじゃん?
咲))もう、なんで話しかけてくるんだろう…
実を言えば、咲月は男子がものすごく苦手だ。
すぐイジワルしてくるし、嫌なことも平気で言ってくる。
だから関わらないでいられるのなら、
それにこしたことはない────。
( ´゜,_ゝ゜`)ノ ドモドモ タグが付けられなくて…。・゚゚ ''゜(*/□\*) ''゜゚゚・。 ウワァーン!! ぜひ、小説読んでください...