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何だかソワソワしているのも、急に街の様子を喋ったのも、あまりにもわかり易すぎる反応だ。小学生にも言い当てられるだろう。

まぁ、そこが可愛らしいと言えばそうなのだけれど。


「任務に戻ります」


そう言って、踵を返した彼の腕を掴む。ビクリと肩を震わせた彼が、何かを恐れるように唇を噛んだ。

…失礼だなぁ、意味もなく暴力など奮ったりしないのに。


「それは、ゴミかい?」


彼が握り締めたモノを指さす。


「……これは」


言い訳を探すような沈黙の隙間を縫って、
ひょいとそれを奪い取る。


「おや、猪口冷糖。何故君がこれを?」

「…ゴミです、捨てておきます」


君は吐き捨てるようにそう言うけれど、
それを鵜呑みにしてあげるような私ではない。

それくらい君も知っているだろう?芥川くん。


「誰に渡すつもりだったんだい?…それとも、誰かから貰ったのか」

「貰った訳では」

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