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窓からの眺め
投稿日:915 0 15大きな校門を抜け、自分のクラスである A組 へと入っていく。
教室は相変わらずの賑やかさで、朝からはしゃぐ男子。
女子もそれぞれの輪になって、お喋り。
どこにも属さない私は、窓際の席へ、ヘッドフォンを付けたまま
席へつく。
持ってきている携帯で時刻を確認 ─── 7時40分 。
○○ 『そろそろ、来るかなっ?』
少し心を踊らせながら私は窓の方へと目線を落とした。
違う生徒が続々と入ってくる中、私にとって一際目立つ人物がいる。
知念『大ちゃーん、早くぅ!』( ← 有岡の友だち役として登場します
有岡『おい、ちょっと待てよッ!』
3階にいる私の所まで届く大きな声と無邪気に笑う笑顔。
恋をしちゃいけない私が初めて一目惚れをした相手、、
私の1つ上の先輩 ----
有 岡 大 貴 先輩 です。
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