No.4
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門で待っていると暫くして先輩が来た
「瑠璃!」
「先輩!部活お疲れ様です」
「お疲れじゃあ帰ろ」
「そういえば明日、何処か行くの?」
「はい」
「…好きな人と…とか?」
「え、ええっ?!」
「図星?」
「うぅ…」
流石先輩、鋭いなあ…
「せ、先輩は好きな人、いるんですか?」
「俺?…いるよ、好きな人」
「え?いるんですか?」
「…うん。あ、電車来たよ」
気のせいかな…?一瞬切なそうに笑って見えた
それから私の家まで沈黙が続いていた