6話
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探偵社の窓から下にいる中也を呼んだ。
藍「中也!」
中「終わったか?」
藍「終わったよ」
窓から身を乗り出した。
中「おい、何してんだ?」
藍「中也、ちゃんとだきとめてね!」
中「は?」
言うが早いが窓から飛び降りた。
中「くそ、、」
目を開けるとちゃんと中也に抱き止められていた。
藍「ただいま」
中「何がただいま、だ。危ねぇだろ」
藍「でも中也は絶対私を受け止めてくれるって信じてるから」
中「そういう問題じゃねぇだろ…怒るぞ?」
首に腕を回して顔を肩に埋めた。
藍「…ごめんなさい」
中「ん、もし怪我でもしたら俺が悲しいだろ?」
藍「うん」
中「もっと大事にしてくれ…自分を」
いくら死にたがりの私でも流石に罪悪感が生まれ
泣いてしまった。
中「藍の好きなの作ってやったから機嫌直せよ、な?」
藍「うん」
中「ったくコロコロ表情変えて飽きねぇな、藍は」
藍「意地悪中也」
中「あっそ笑」