3話
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いつもそう、この人の手のひらで踊らされる。
玲「貴方は酷い、嫌いよ鴎外」
森「どうしてそんな事を言うんだね?私は愛しているよ」
玲「私で遊ばないで」
寝具の中悪戯に私の服に手を忍ばされた手を叩く。
森「躾が足りてないようだね」
玲「もぅ、やぁ、待って」
叩いた手が私の太ももをなでる。
森「何もしていないよ?」
玲「ぁ、鴎外、やめて、ちょうだい」
森「仕方ないね、今日はやめておこうか…さっきまで沢山していたし」
玲「ん、鴎外、好きよ、嫌いなんて嘘よ」
この人は私を試しているから、
森「うん」
玲「愛してるわ、もっとほしいの鴎外」
昔より弱くなった力で私を弄んでる貴方が嫌なのに、ね。