男達の無謀な挑戦。③
投稿日:
65
7
5
0
どれくらい毒を吸ったのだろう、どのくらいの時間が経ったのだろう。
地面が平らなのか唸っているのか分からなくなる頃にふと、足を止めた。
「…っ、」
姿が見える距離から離れないように森を進む、段々と木々が背を高くして空を塞ぐ頃突然状況が変わった。
林に身を潜める。
「…、泣いて、いるのか?」
声をかけても返事をしなかった口が小さく動く、口の動きを見るが目が霞んで読み取れない。
「町からだいぶ離れたし、これ以上はどうにかなるだろう。」
自由に動かない足に最後の力を振り絞り木に飛び乗り山を下る。
ブリキ人形
最近コンパスにハマり中(ФωФ) IDは良いぞぉ Twitterは別の名前、端末でやってます。 (別端末ですので返信等反応が遅くなります。 ご了承下...