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(アイスを溶かす熱の理由)
`彼と彼女の幸せそうな姿に、静かに私は目を閉じた。彼の心は彼女で隙間なく埋められている。彼の心に、私の入る隙はない。そう思えばこの想いに眼を閉じることも出来たのに。ふと目を開いて見えたのは、彼の心の隙。どうして。どうして隙なんて見せるの。ねぇ、どうして。私には付け入る隙なんてないんじゃなかったの。あなたはずっとあの笑顔の素敵な彼女とずっと幸せでいるべきなのに。夏に食べるアイスクリームのように、私の恋心も溶けてしまうはずだったのに。そのとき、私はどうすることも出来なかった。何故か目を閉じる時よりも涙が溢れた。
miiiko.
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