純）僕が、中間役になろうか？

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藤)ハハッ…(から笑いし 父さんとか…善処するよ

拓舞）藤さん……何してるかな…

純）そうだな、、 柊ホールディングスと交渉するかな、

藤)今の所順調に事は進んでるけど、…正直柊ホールディングス本社が買収に参入してきたらこちらは分が悪い… …兄さんならこの状況どうする？

純）うん、

⬆

藤)僕が社長を務める《Aile》が柊ホールディングスが懇意にしてた会社の一つ冴島家具の買収に参入しようと思うんだ。

純）ん？なんだ？

藤)そうだ、今日はおりいって相談が…

純）そうだな（全然違う、、

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藤)ｸｽｯお互い相変わらずだね

純）僕は、社員の人にたすけてもらいばっかだよ

藤)兄さんの方は？

純）そうか、

藤)まずまずだよ。

純）いや、会社の方はどうなの？

藤)ありがとう兄さん来てくれて (出迎え障子を開け

純）はぁ、、

純）、ありがとう 藤、いる？（部屋をノックし

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仲居)はい。藤様なら先程湯浴みより上がられて自室にいらっしゃいます

純）藤、来てますか？（穏やかに仲居さん達に聞く

〜洋風建築の本邸より長い長い渡り廊下を抜け和風建築の別邸へ。本邸の洋装のメイドや執事さんたちとは違い、どこか皆気品を持った着物着用の仲居さんたちがいて、純を見ると皆揃って礼をして〜

純）藤は別邸に来ているのか？（使用人から聞き、別邸に行く

藤)うん。 〜その日の夕刻〜 藤)ただいま帰りました。お祖父様お祖母様、桜庭さん (同じ敷地だが祖父母が暮らす別邸の方に戻ってきて) 祖父)お帰り藤、儂らだけですまんな 祖母)お帰りなさい、藤 ほらお湯が湧いているからお風呂入りなさい、着替えも用意したわよ 桜庭)お帰りなさいませ藤様 (祖父母付きの使用人達が桜庭を筆頭に向かい入れ

純）うん、藤、仕事頑張れよ

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藤)ありがとう兄さん

純）えと、、大丈夫だ

藤)兄さんとも色々話したいな 今夜大丈夫？？

父)ふーん(鼻をかみ

純）そう、、だな（藤は立派だ、、それに比べて僕は

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雅）っ…分かった、結婚するよ…だから泣かないで（ハンカチを渡す）

藤)…会った所で父さんも母さんも僕を空気扱いか兄さんの歯車扱いするさ、昔からそうだ。 だから今度父さんたちに会うときは同じ社長として買収か交渉の場になるかな、息子じゃなく同じ社長通しなら父さんも無視できないだろうし…

雅父)…正直愛息子を嫁に出すなんて俺も悲しい、しかしこれは我社のひいては家族のためだ…頼む (険しい顔で腕組みしつつも涙は滝のように流れ) 雅母)そうよ、合わなければお断りすればいいわ、昔と違って今ではΩも人権あるし…ね？ 祖父)しかしあまり猶予はない。 今まで何とか食らいついてきたが、儂らは所詮β、いつ今の一流企業から転落するか分からん…。 雅母)ちょっとお義父さん…それもあるけど今は…

純）そうか、 父さんには、、会わないの