No.35 ティップオフ
>くるみside
翌日、とうとう始まった陽泉戦。
そこには、紫と白のユニホームを身につけたアツシがいた。
監督やマネージャーの紹介で私も名前を呼ばれる。
次に、選手の入場。
『背番号9 紫原敦』
名を呼ばれ、だるそうにコートに入るアツシ。
く『アツシ...』
思わず声に出してしまい、順番待ちの黒子くんに
黒『大丈夫ですよ。』
と、言われてしまった。
陽泉の選手紹介が終わり、誠凛。
『背番号10 火神大我』
火神くんが呼ばれる。
火神くんは私の前に来て、
火『勝ってくるから』
と、笑っていたけど真剣な眼差しで私を見つめ、コートへ入ってゆく。
リ『バ火神のクセしてませてるわね~』
く『ですね…はは...』
そうカントクはいうけど、
一瞬、ドキッとしたなんて誰にも言わない。
『試合開始!』
そして、運命のゲームが始まる。
look please ⏬ ⏬ ⏬ ❥︎ profile 学年 . 中学生 部活 . バスケ部 性格 . 人見知り、気が弱い。仲いい人は塩対応。 正座 . 蠍 趣...