恋愛模様。　11話

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お昼休み。

「ミホー！遊びに来たよー！！」

「あっ、マキちゃん！！」

桜マキ。私の自慢の親友だ。マキちゃんは美人で頭が良くて、運動神経もいい。

「マキちゃん、聞いて欲しいことがあるんだけど…。」

「何？あらたまって。何でも聞くけど？」

「あのね、最近ドキドキして、顔赤くなるし、胸が苦しくなるの。これって病気かなぁ？」

「…ッ、アハハハハハッ！！」

「なっ、何！？急に！！」

「ミホー、それ病気じゃないよー。」

「えっ！じゃあ、何？」

マキちゃんはコホンと小さく咳払いをすると、

「ミホ、それはね…」

「…それは？」

「〝恋〟だよ。」

と言った。

「え──────っ！」

予想もしていなかった答えに私は目を丸くした。