☆19☆
私…照史くんを応援してるつもりでいたけど…
いつだって、「頑張れ!!!」って元気付けてくれてたのは、照史くんの方だったんだ…
3ポイントシュートを決めて、また私に笑いかける照史くんが、涙で滲んだ。
「頑張って…」
ずっと…
私の分まで、頑張ってくれていたんだね。
「頑張って…」
ずっと…
傍に寄り添っていてくれたんだね。
「頑張って…」
早く伝えたい!
私の気持ち!
「照史くんッ!!!頑張ってぇーッ!!!」
体育館中に響き渡ったその声は…
押され気味の展開で、緊迫していた照史くんの顔を笑顔にした。
「おうッ!!!任しとけぇーッ!!!」
心なしか、さっきより当たりが強くなり、
相手のファールが目立つ。
それを確実にモノにしていき、気付けば あと1歩で逆転だ。
追いつけ追い越せの一進一退。
もう時間がない…
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