☆21☆
♪〜着信音〜♪
シーンとした教室に、突然 響き渡り、
ビクッ!として振り向いた。
流星くんは電話に出るのと同時に、スピーカーをオンにして、私の前に置いてくれた。
「照史…大丈夫か?」
「おん。〇〇 おる?」
「…うん…いるよ……」
ずっと涙が止まらなかったから、電話越しでも気付かれてしまった。
「大丈夫やから、泣くな。」
「…でも…でも…」
終わっちゃったでしょ…?
照史くんのバスケ…
「脱臼や。」
「「へっ?」」
「やから!脱臼しただけや!」
私と流星くんは、顔を見合わせた。
「ぷっ!なんやねん、メッチャ心配してもうたやんけ〜〜!!!」
「せやけど、痛かってんで!!!」
ホッとした流星くんが笑顔になった。
それに、私もつられた(笑)
「なぁ?〇〇?」
「ん?」
「そっち行けんくて、ゴメンな。」
「ううん。照史くんが大丈夫なら、そんな事 どうでもイイ(笑)」
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