Dependence#10完 ラブーンリクエスト
___いつの間にこんなに彼女に依存していたのだろう。
そんなことをぼんやりと考えていると、えりが不思議そうに聞いてくる。
「そう言えば、どうやって私の謹慎をといてくれたの?」
僕は冷ややかに笑うとこう答える。
「この僕を誰だと思ってるんだい?僕の言うことは絶対だ。僕に逆らうことなんて出来ないんだよ」
だけどえりは怖がるどころか目を輝かせながら僕に抱きついてくる。
「…まったく、えりは本当に読めないな。だから面白い」
「え、そうかな?私は大好きな赤司くんと付き合えて幸せ!」
僕はやれやれと溜め息をつく。
そして彼女の顎を持ち上げるともう一度、今度は長く深い口付けをする。
僕に勝てるのはきっと彼女だけだろう。
fin☆
セツトと申します。主に落書き、小説駄文かいてます。 ジョジョ、ONE PIECE、銀魂、七つの大罪、NARUTO、はじめの一歩、BLEACH大好きです♡よ...