no title

• φ(．．)

○）私は帰らせてもらうから


柱へと手をかけたときだった


沖）帰る家なんてアンタには無いでっせィ



重い言葉、誰だって軽率に言わないのを淡々と語るのは沖田らしいと言えば沖田らしい

１度は動きを止めた………が、振り返ることなく屯*所を後にした









土）何か情報は………


○○が出ていった後、何とも言えぬ静寂
それを解いたのは土方だった


山）あっ、はい……………えっと………

慌てて報告書を読み上げる

山）今回は桂一派ではありませんでしたが、過激派の組織で間違いありません
本来の目的は局長や上の首みたいでしたが、巡回中の隊士と鉢合わせして

沖）俺逹が駆け付けた




桂一派ではないのなら何処の野/郎か

鬼兵隊？春雨？
イヤイヤイヤ、何にも情報が入ってないからその方面は無い



若干、１人焦る土方


彼の心境は本人しか知るよしもない