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(成)
夜、シャワーを借りる
果琳は俺の前に入っていて、少し髪が濡れている彼女を後ろから抱きしめた
「一ノ瀬…君?」
「成だ」
「え?」
「成って呼んで」
「成」
果琳はそう言って、俺の腕に優しく触れた
「何してるかわかってる?」
「うん」
果琳の返事に少し戸惑いながら、キスをする
「好きだよ、果琳」
「私も///」
「学校じゃ全然話せねぇんだよなぁ」
「仕方ないよ」
「…キスして?」
顔を真っ赤にして果琳は俺にキスをする
俺達は裏切り者になる
リーダー達にバレたら、別れさせられるのかもしれない
それでも、それがわかっているとしても
俺は果琳を愛してる
『地獄に落ちる時は2人一緒だ』
そう言って、夜
俺達は1つになった