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(成)
日曜日
朝、俺の家に来た果琳を部屋に連れ込む
ベッドに押し倒して、何度もキスをした
「成って弟いるんだよね?」
「いるけど?」
「顔とかにてるの?」
「まぁ、似てるって言われる」
「へぇ…見てみたいな」
そう言いながら俺を見る果琳は、『会わせて』と目で言っていた
「部活だから、昼頃には戻ってくるんじゃない?」
「中学生?何部なの?」
「高1、バスケ部」
「成身長高いし、弟君も高いよね?エース?」
凪のことばかり聞いてくる果琳
果琳にそんな気がなくても、嫉妬してしまう
だんだん苛ついてきて、隣にいた果琳をまた押し倒した
「凪のこと、そんなに気になる?」
「え?」
「気になんのかって聞いてんの」
「別に…ただ成の弟だから私
「俺の弟だから何なんだよ?そんなに気になるなら2人で勝手にイチャついてろよ!」
そう言って、俺は部屋を出て行った