リセット Episode 8-3
○○「え!やばい、終電間に合わない!やまだくん!
これ逃したら田舎帰れないよ…」
涼「よっし、じゃあ走るぞ!」
そういって手を繋いでくる。
いつも卑怯だ…ドキドキさせやがって…
山田くんに引っ張られて、
駅まで走っていく。
少しあの日と似ている気がした。
周りの反応など関係ない。
ただこの背中を見ていたいと思った、
あの気持ちと。
だけど、この、今私が見ている背中は以前とは違って見えた。
悩んで、苦しんで
それでもこのような暗い夜道を
一人でかけ上がっているような、
寂しそうな背中だった。
○○「ここまででいいよ」
涼「まだもう少しいくよ?」
○○「大丈夫、ばれちゃうから」
涼「分かった…」
○○「握手してもいい?
3つのルールで繋がっているお友達として」
涼「なにそれ笑 いいよ」
そう言って、初めて私から山田くんの手を握った。
つよく、つよく。
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