１２話

• フェアリーテイル
• フェアリーテイル
• 小説
• 蒼い暗殺者と妖精の尻尾
• 妖精のべ

リリス視点
着地したあと、みんなが駆け寄ってきた。そして、すごい！と言ってくれた。こんなに純粋に褒められたのは初めてだった。笑顔で褒めてくれたみんなとは裏腹に私を食い入るように見つめるエルザに気づかなかった。
ウェンディ｢すごいです！リリスさん！感動しました！｣
グレイ｢すごいな。お前、強いんだな！｣
ルーシィ｢もう！強過ぎてびっくりしちゃったよ！｣
みんなこんなに褒めてくれた。嬉しさに照れた私の魚の血で真っ赤になったワンピースの袖をジュビアがくいくいと引っ張ってる。ちょいちょいと手招きしていた。
リリス｢？｣
ジュビア｢リリスさん、その舞うような戦い方今度教えてください。｣
なんて言ってくれる。私はうんっ！と頷いた。
リリス｢では、帰りましょう！報酬は７０万ジュエルだから一人7万ジュエルずつですね！｣
と私が言うと、みんなはリリスが達成した仕事なんだから全部リリスのだよ！と笑った