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恋に気づいたあの時から、裕也と居る時間を大切にしようとしたり、お弁当をいつもより美味しくしたり、頑張っている。


なのに…鈍いの？裕也って…


「美味い！さすがだな！」

「はい、お茶。ゆっくり食べなよ」


裕也の笑顔に弱いなぁ…私。
あぁ…恥ずかしい。


「毎日ごめんなー。作ってくれて」

「何？今更」

「いつもありがとうな！」

「ど、どういたしまして‼︎」


恥ずかしくて、顔を隠す。
絶対今…顔赤いよ。本当…デレてる。


「今日、咲也に話すことあるからさ、お前ん家行くな」

「う、うん」


咲也に話すことって…何？