ハプニングデート 第4話

〜side新一〜 数分前

やっべ〜…。これは遅刻間違いなし。

今日は蘭とデート。
3週間ぶりだってのに…俺はいつも蘭を待たせて何やってんだ。

とりあえず蘭に遅れる旨を伝えよう。

プルルルル…

プルルルル…ピッ

新一「あ、蘭…俺だけど」
小五郎『わりぃな…俺だよ』
新一「え！?おじさん？？あの、蘭は…」
小五郎『とっくに出掛けたぞ。このとーり携帯をソファーに忘れてな』
新一「あちゃー…」
小五郎『てめぇ…まさか事件でドタキャンってんじゃぁ…』
新一「ち、違います！15分ほど遅れることを連絡しようとしただけで…」
小五郎『じゃあとりあえずこの電話を切って急ぐことだな。蘭も携帯忘れたから待ち合わせ場所から動けねぇだろうからよ』

そう言うとおっちゃんは電話を切る…。

急ぐっきゃねぇな…。